高2のよくあるまちがい
高2でつまずきやすいところを、実際のまちがい方からまとめました。いま公開しているのは24単元・解説ムービー26本です。
教科でしぼる
高2でよく出るまちがい
Teachが作った問題で見てみよう- 数学・数学II/三角関数の加法定理
α は鋭角、β は鈍角であり、sinα = 3/5、cosβ = −5/13 である。このとき sin(α + β) の値を求めよ。
✕ よくあるまちがいsinβ = −12/13 として sin(α+β) = (3/5)(−5/13) + (4/5)(−12/13) = −15/65 − 48/65 = −63/65✓ 正しい答え33/65なぜ、そうなるの? 「β は鈍角だから三角比は負になる」と大ざっぱに覚えていて、sinβ まで負にしてしまう。第2象限(鈍角)で負になるのは cos と tan であり、sin は正である。単位円の y 座標が sin だという確認が抜けている。
- 数学・数学II/対数(底の条件)
x についての方程式 log_(x−1) 9 = 2 (底が x − 1、真数が 9 の対数) を解け。
✕ よくあるまちがい(x − 1)² = 9 より x − 1 = ±3、よって x = 4, −2✓ 正しい答えx = 4なぜ、そうなるの? 対数の底には「正で、かつ 1 でない」という条件があることを確認せず、出てきた2次方程式の解をそのまま両方書いてしまう。真数条件は習慣で確認できても、底そのものに文字が入っている形では底の条件が意識から抜け落ちやすい。
- 物理・物理基礎/力学的エネルギー保存の法則
なめらかで摩擦のない曲面に沿って、質量 0.50 kg の小球が滑り降りる。滑り降りる途中、小球は曲面の最下点から高さ 1.6 m の点を速さ 3.0 m/s で通過した。この小球が最下点を通過するときの速さは何 m/s か。重力加速度の大きさを 9.8 m/s² とし、空気抵抗は無視して、有効数字2桁で答えよ。
✕ よくあるまちがい√(2 × 9.8 × 1.6) = 5.6 なので、3.0 + 5.6 = 8.6 m/s✓ 正しい答え6.4 m/sなぜ、そうなるの? 「落下で増える分の速さ」を初速に単純に足してしまう。エネルギーは速さの2乗に比例するので、足し算が成り立つのは v² どうしであって v どうしではない。速度を足せるのは向きをそろえた合成のときだけだという区別ができていない。
- 英語・英語/仮定法(混合仮定法)
次の日本語の意味になるように、( )内の語を適切な形に直しなさい。 「もしあのとき君の助言に従っていたら、今こんな面倒なことにはなっていないだろうに。」 If I ( follow ) your advice then, I ( not / be ) in such trouble now.
✕ よくあるまちがいhad followed / would not have been✓ 正しい答えhad followed / would not beなぜ、そうなるの? 「if 節が had + 過去分詞 なら主節は would have + 過去分詞」とセットで丸暗記していて、主節の末尾にある now(=現在のこと)という手がかりを読み飛ばしてしまう。if 節と主節はそれぞれ独立に「いつの事実に反するか」で形を決める、という原則が身についていない。
- 国語・古文/敬語(尊敬語・謙譲語の識別と敬意の方向)
次の一文は、ある物語の地の文である。〔 〕でくくった「賜ふ」について、①敬語の種類(尊敬語・謙譲語・丁寧語のいずれか)②誰から誰への敬意か、の二つを答えよ。 帝、大臣に御衣を〔賜ふ〕。
✕ よくあるまちがい①謙譲語 ②作者から大臣への敬意✓ 正しい答え①尊敬語 ②作者から帝への敬意なぜ、そうなるの? 「(物を)差し上げる」という現代語の語感と、「大臣に」という受け手が書かれていることから、受け手を高める謙譲語だと判断してしまう。尊敬語か謙譲語かは受け手の有無ではなく語そのものの意味で決まり、「賜ふ」は動作主である帝を高める尊敬語である。
解説であつかっているまちがい
10件- 積分(面積は上引く下)面積は上引く下
積分の計算は合っているのに答えが −1/6 とマイナスになったら、それは上下を逆に引いた合図。面積は各xでの縦の長さ「上の式−下の式」を積分するから、正しく立てれば必ずプラスになる。式を書く前にグラフで上下を確かめる、この一手間が効くよ。
この解説を見る → - 微分(接線は傾きから)接線は傾きから
微分してy'=2xを出せたのは大きな一歩。ただしこれは接線の式ではなく、各点の傾きを教える道具。接点のx=1を代入して傾き2という数値にし、点(1,1)を通せばy=2x−1が完成するよ。
この解説を見る → - 三角関数(加法定理の符号)加法定理の符号
cos(A+B)を+でつないでも、掛ける組み合わせまでは合ってるよ。cosだけ符号が−に変わるのがポイント。迷ったらA=B=30°を代入して3/4−1/4=1/2=cos60°と確かめれば、自分の手で符号を選べるようになる。
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高2の単元と解説
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まちがえた問題をとると、どこで間違えたかの解説ムービーができるよ
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